自宅でできる蜂蜜ビールの作り方



クラフトビールでつくる

 

 

クラフトビールとは、「工芸的ビール」という意味などがありますが、日本でも低アルコールのビールやワインを作るキットがクラフトショップでも販売されています。自宅でできるクラフトビールに蜂蜜を加えて「オールハンドメイド」で蜂蜜ビールをつくるのも趣味性が高くなりますね。

 

 

モルトエキスとペレットホップを使用した比較的簡単な作り方があります。使用する道具はすべて減菌します。醸造過程で使用する発酵容器、鍋、お玉類、温度計など全てです。

 

 

最初はモルトエキスとビタリング用ホップを煮る行程で、ビタリング用ホップとモルトエキスを大きな鍋で30分間煮込み、後からアロマ用ホップを入れて3分後に火を止める感じです。これを発酵温度まで冷やします。

 

 

この状態の麦汁をウォートと言います。発酵容器の中にウォートを入れて、発酵可能な温度になったイーストを入れます。発酵中は大量のガスが作られるので、エアーロックを付けて空気を逃がしようにします。約7日発酵させます。

 

 

こうして一次発酵が終了したら、容器には澱(イーストやペレットホップのカス)が沈殿しているので、これを取り除きます。

 

 

次にプライミングシュガーを追加します。これはビールの泡の元になる糖分です。これを添加して二次発酵を促進させます。この糖分で炭酸の効いたビールになります。二次発酵のためのボトルはガラス瓶でもペットボトルでも構いません。

 

 

ボトリング作業はコック付き容器が便利です。溶け込むには2~3週間必要で、これで完成ですが、数ヶ月程度更に熟成させると風味がなだらかになっていきます。ただし、アルコール度数が1%以上になると、お酒を製造した事になってしまって処罰の対象になりますから、度数には注意してください。オールハンドメイドの蜂蜜ビールなら、ウンチクの話題もはずむと思いますよ。